大正ロマン溢れる銀山温泉の旅
こんにちわ!ピアの輪カウンセラーはらしまみゆきです。
最近お天気がよく仙台では桜が開花するのも秒読みになってきましたが、ちょっと待った!!!
という事で、雪景色とともにノスタルジックな雰囲気が味わえる銀山温泉へ行ってきました。
仙台から車での移動だったので、ちょっと寄り道して天童市へ。
ここは将棋駒と温泉で有名な街です。
ちょうどお昼ごろに到着するように出たので、ランチタイム。
山形と言えば、お蕎麦や鳥中華やラーメンなどが有名ですが、今回はオムライスが美味しいと言われているカフェへ。
お邪魔したのは房’sというお店。蔵のような外観で中に入ると落ち着いた店内になっています。
1階と2階に席があり、私たちは2階へ通されました。
注文はもちろん!オムライス。それとサラダとスープとドリンクのセットをつけました。
たいめいけんのたんぽぽオムライスのようですね。
卵の中央に切り込みを入れてトロ~ッと広げていただきます。
とっても美味しかったですよ。お蕎麦などに飽きた方はどうぞこちらへ。
銀山温泉へGO!
道路には雪がなかったですが、左右には除雪した雪が高く積み上げられていました。まだまだ雪深いです。
程なくして銀山温泉到着。
温泉街は車で入れないので手前の宿専用駐車場に車を止めます。
私たちは少し早めに着いてしまったのですが、連絡したらきちんと対応してくださいました。
今回お世話になる宿は古山閣オーベルジュ・クラノバ。2017年1月にオープンした古山閣の新館です。
- ※左が本館・古山閣 右が新館・クラノバ
私たちはクラノバに宿泊なので、チェックインはクラノバの入口から入ります。
中はとてもキレイで、1階はレストランになっています。
入って中央にデーンッと生ハムがっ。夕食に出るのでしょうか?
席に通され、ウエルカムドリンクを頂きます。
スタッフの方は親切でとっても感じのいい方でした。
チェックインを済ませ、お部屋に案内してもらいます。
クラノバも3階建てで全6室、私たちが通されたお部屋は3階308号室VISTAというお部屋でした。そして全室街並みを見渡せるお部屋になっています。
天井が高くて開放的なお部屋です。
窓からの街並みもステキです。ただ外にいる観光客の方々がカメラをこちらに向けて撮っていたりするので、ご注意を!
見事な鏝絵の歴史ある旅館 古山閣
少し落ち着いた後、本館の館内を探索することにしました。
本館は、古風な木造建築の三階建て、千鳥破風、唐破風の屋根、季節ごとの鏝絵の装飾が素晴らしい建物で新館・クラノバとは簡易的な通路で繋がっており、お風呂や和食を選んだ方は本館を利用するようになっています。
本館へはこちらの通路を通ります。
銀山温泉を代表する旅館 古山閣の外観は1月から12月までの古来の行事など描かれている鏝絵が訪れる観光客の心を鷲掴みにします。中はタイムスリップしたかの様な気分になります。それでいてお手入れがキチンと行き届いており、今もなお内線電話として使っている古い電話機があるなど、当時のままの息づかいがそこにはあります。
歴史ある旅館 古山閣の気になるお風呂は。
1階に男女別の大浴場と3階に2つの貸し切り風呂があります。私たちは早くにチェックインして、まだ誰も入っていなかったので写真を撮らせていただきました。
女湯はこちら。男湯はこちら。(誰もいないとはいえ、こちらは夫に撮ってきてもらいました)3階まで吹き抜けになっている階段を上って貸し切り風呂を目指します。
途中、ひな人形が飾られてあったり歴史ある建物を味わいながら上りました。2つの貸し切り風呂は空いていればいつでも入れます。滞在中は混雑することなく入れました。
こちらはシャワーがついている貸し切り風呂こちらは洗い場なしの貸し切り風呂(こちらの方が広めです)
銀山温泉街をぶらり
夕食まで少し時間があったので、温泉街を散策してみることに。雪景色と相まってステキな街並みです。ここのお豆腐屋さんは生揚げが美味しいらしいです。
近くに足湯もあるので、浸かりながら食べるのもいいですね。ほんとにステキな街並みです。珍しい昔のポストも健在。温泉街には共同浴場もあります。
こちらは貸切風呂おもかげ湯。気兼ねなく入れそうですね。
そして、ピンクの建物でひときわ目立っていたはいからさん通り。
ここはカレーパンが有名らしく、私たちも買ってみました。
こちらも足湯に浸かりながら食べてみるのもいいと思いますよ。
こちらはお蕎麦屋さん。銀山温泉グルメを楽しむのもいいですね。
この通りの先にも白銀の滝や銀鋼洞などの散策コースになっているんですが、冬期は雪深くて行けません。
夏期にまた行ってみるのもいいなぁ。
さて、そろそろ夕食時になったので、宿へ戻ります。
クラノバではイタリアンの夕食もありますが、私たちは和食を選びましたので、本館2階の座敷に通されました。
献立を見ると、盛りだくさんのお料理です。春鱒の蕗味噌焼きが春を感じさせる味わいで頼んだ地酒と凄く合って美味しかった!
その他にも山形らなではの芋煮も美味しかったです。そしてクラノバから生ハムのサラダが。旬のお野菜と生ハムを抜群のドレッシングで頂きます。
山形米つや姫もとても美味しかったです。
ガス灯のあたたかみ感じる夜の銀山温泉
お腹もいっぱいになり、腹ごなしに夜の街を散歩することにしました。
昼間と違い、ガス灯が灯り、それぞれの宿が美しくライトアップされます。
また夜もステキですね。翌朝、またボリュームある朝食をしっかり頂きました。お料理も美味しく、大満足の古山閣でした。帰りに、また街のお土産屋さんと観光センター大正ろまん館に立ち寄ってお土産を買いました。
帰りは、お得意の(?)寄り道。
寒河江市の「ふくや」へランチ。
ここは絶品!“つるっとろっ”の手作りワンタンが有名なラーメン屋さん。私たちは今回で2回目ですが、前回よりはあまり並ぶこともなく入れました。
今回、情緒があってステキな旅になりました。
温泉街沿いの宿はなかなか予約が難しいですが、それでも行ってみる価値あり!の銀山温泉でした。
また雪解けの時期に訪れてみたいです。