九州の旅 福岡~長崎~湯布院3

人気観光列車 ゆふいんの森に乗って由布院へ

翌朝、私達は長崎から博多へ移動し、レンタカーを返してランチへ。福岡と言えば水炊き!という事でネットでいろんなお店を探しましたが、列車時間の事も考えて、博多駅に近いだし処 兵四郎へ。出汁の専門店という事もあり、食前にお出汁が出てきました。そして水炊きもお出汁が効いてて美味しかったです。食後にあまおう苺のアイスも頂き大満足でした。時間になり、いよいよ列車の旅がスタートです!今回、夫が頑張って人気観光列車のチケットを取ってくれたので乗る事ができました。感謝!!
ホームでしばし待っていると現れました『ゆふいんの森』。観光列車という事もあり車内は木の温もりが感じられるデザインになっています。そしてビュッフェや、サロンスペースなどもありました。運行開始30周年を迎え記念グッズなどもたくさん販売されていました。私達が買ったのはゆふいんサイダー、草庵秋桜 特製カスタードプリン、桐屋お濃茶アイスクリーム。どれも美味しかったです!途中、私達が乗った列車は少しトラブルがあり、鳥栖でしばらく停車していましたが、そんな事もあり、ゆっくり列車を撮影する事ができました。当初の予定から一時間半くらい遅れてやっと由布院駅に到着しました~。折り返しで由布院駅から乗る人たちの行列が凄かったです。宿に事前に遅れると連絡していて、駅に着いたら連絡くださいとの事だったので、一報しました。そしたら、お迎えに来てくださるとの事。しばらくして車が到着し、ピックアップしてもらいました。電車内に長くいて疲れていた所だったので、とても助かりました。九州の旅最後の宿は、『由布院 玉の湯』この宿は、湯布院温泉の御三家の一つです。三千坪の雑木林の中に14棟の離れが点在し、どのお部屋も自然に囲まれ、上質な癒しをくれる宿です。食事も美味しいと評判です。泊まったお部屋は「柚子」というお部屋で、広くてびっくりしました。お風呂も外風呂がありますが、部屋風呂も100%源泉をひいている大きな木のお風呂があります。そして、水道水は由布山麓の湧き水を浄化処理してある水を使用しているそうです。お風呂からもお庭が眺められるのでとっても癒されますよ。ちょうど猫が2匹庭先にいて「あいさつに来てくれたのかしら?」なんて思いました。ネコ好きの私達は更に癒された気持ちになりました。お部屋を一通り見終わり、少ししたらお部屋に夕食が準備されるので時間があまりなかったのですが、敷地内を少し散策してみる事にしました。広くて迷路みたいです(笑)
気になる外風呂に行ってみました。少しこじんまりとしていますが、露天風呂もあって素敵でしたよ。この時誰もいなかったので、撮影させて頂きました。夕食の時間がきたので、お部屋に戻ります。しばらくすると、担当の中居さんが、ちょっとしたキッチンがある所の勝手口から入り、そこで食事の準備をしてお部屋に持ってきてくれます。まず、テーブルセットをするのですが、生花の箸置き、そして竹のお箸、手書きのメニューなどを見ると、これから出される食事に期待が高まります。飲み物はシャンパンを選んでみました。お吸い物やメインをあらかじめ選べるのですが、量の事も考えて合鴨とクレソンの鍋と豊後牛の炭火焼クレソン添えを二人でシェアする感じでお願いしました。地物の野菜などを使い、美味しい沢山の料理が出されました。中でもクレソンの美味しさにビックリでした。添え物というイメージであまり食べない事が多かったのですが、シャキシャキとしてとっても美味しく山盛りのクレソンでしたが、ペロッと平らげました。キレイなお水で育ったクレソンは更に美味しさが増すと実感しました。〆の雑炊まであまりにお腹がいっぱいになったので、デザートのイチゴはお風呂上りに食べようと冷蔵庫へ。お風呂上りにイチゴも美味しかったですよ。次の日、朝食を摂るためフロントへ。宿に到着した時はフロントへ行かず、そのままお部屋へ通されたのでわかりませんでしたが、ゆっくり過ごせる感じになっていて素敵です。係りの方が来て朝食会場に案内されます。ここも素敵な所で、大きな窓なので緑の木々と共に心地良く朝食が頂けます。
事前に洋食をチョイスしていて、スープとパンと卵料理が選べるのですが、スープは辰巳芳子先生の「命のスープ」で美味しいと評判のクレソンのポタージュと絶品のフレンチトーストとふわトロのオムレツを選びました。朝食も大変美味しく頂きました。食事後、チェックアウトまで、まだ時間があったので、散歩がてら湯布院の街を歩いてお土産屋さんなどを見る事にしました。宿の緑に囲まれた素敵なアプローチを歩いて、通りに出ると朝の時間帯でしたが、もう観光客でごった返してました。沢山のお土産屋さんや共同浴場などもありました。気がつくと駅に着いてしまいました。駅前には観光辻馬車がいて、可愛い馬と写真を撮ったり、駅のインフォメーションセンターは、木の温もりが感じられる素敵な建物で、2階へ行くと由布岳が見渡せるベンチと本が沢山置いてあって、ここでもゆったり出発時間まで過ごせるようになっていました。私達も少し一休みをしてまったりと時間を過ごしていましたが、時間が迫っている事に気が付いて慌てて宿に戻りました。チェックアウトを済ませ、車で送って頂く時、ネット予約をされたお客様にとジャムとコーヒーの手土産を頂きました。最初から最後までバタバタでしたが、滞在中はとっても癒されました。もう少し宿を堪能したかったですが、電車のトラブルはどうしようもありませんね。従業員の方々も気持ちよく、いろいろ対応して頂き助かりました。そして帰りもゆふいんの森で。
人気のお弁当を買って、素晴らしい景色を眺めながら頂きました。今回の九州の旅は雨が降ったりしましたが、それはそれで旅の醍醐味の一つと楽しみました。そして、今回もさまざまな体験や美味しい食材、素敵な人々に触れ、大変充実した旅になりました。仙台に帰ってから、改めて『由布院 玉の湯』の支配人からお礼状が届きました。今度行く時は、是非ゆっくり宿で過ごしてみたいです。
今回の旅も良い思い出になりました。

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