幸せのかたち

となかぞ

ついに最終回

毎週楽しみに見ていたドラマ「隣の家族は青く見える」がついに昨日で最終回を迎えました。
毎週毎週4家族の物語それぞれが気になって、どんどんのめり込んで、あっという間でした。

流産をした主人公が気持ちを切り替えられずに別れを決め実家へ帰った時、お義母さんが主人公に会いにきて話してくれた、

妻が辛い思いをしてる時は、夫も一緒に辛い思いをするべきでしょ。
嬉しいことや楽しいことは誰とでも共有できるけど、辛いことや悲しいことは一番大事な相手としか共有できないんじゃないの。辛くても悲しくても悩んでも苦しんでも二人で一緒に生きていこうって約束したのが夫婦なんじゃないの。
それが結婚ってもんじゃないの。

という言葉が胸に刺さりましたね。
改めて夫婦の在り方に気づかせてくれました。

子供ができなければハッピーエンドじゃないの?

そして、HPのメッセージも拝見していましたが、やっぱり辛い不妊治療の先には最後、子供が授かって幸せになってほしい。もし出来なかったら損です。
などなど、意見がたくさんありました。
流産もして非常に辛い経験をした主人公夫婦には、確かに幸せな未来がきてほしいと私も思いました。
でも投稿を読んでいくにつれ、結局子供が出来なければ「損」なの?
子供が出来なければハッピーエンドじゃないの?
とも思えてきました。
たぶん、もし私に子供を授かることが出来たなら、こういう考えは起こらなかっただろうし、子供が出来て良かったって素直に思ったはずです。
でも、辛い不妊治療の末に授かることができなかった。
投稿には不妊治療の末、子供を授かることができましたというメッセージがたくさんありましたが、でも実際授かれなかった方もたくさんいると思います。
このドラマが始まった時、以前「人生を自分らしく。」にも、出来るなら子供ができなくても幸せに生きていく主人公の姿を見たいと書きましたが、最終回では、そういう二人の未来が描かれていて本当に良かったです。
このドラマの基本となる軸からブレることなく、マイノリティーの「小さな声」を拾ってもらえたと思える瞬間でもありました。
これぞ本当のハッピーエンドだと思います。

世の中には多種多様な家族の形がある。
そして幸せの形もいろいろあるのだと思います。

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